スヌープ ドッグ/ロード トゥー ライオン
先日、暇を持て余した僕はNetflixでこのドキュメンタリー映画を見つけ鑑賞しました。
以前より僕はスヌープ ドッグが大好きでして。
しかしモロの世代なわけでも当然なく、本当に好きな方からしたらこの曲も知らないのと言われてしまう程度です。
彼のライフスタイル、考え方はとても共感できる部分が多いです。
この映画はかつてギャングスタラップで世界中に名を馳せたスヌープ ドッグが年齢と共に思考が成熟し、愛や平和について歌いたいとの思いからレゲエの聖地ジャマイカを訪れる物語です。
彼はもう人を殺したりビッチの歌を歌いたくない、今やリアルでもなんでもないと言っていました。
映画全体は終始のんびりとしたテンポで進み、各所で色んな人と出会い交流をしていきます。
その度にウィードを回す姿はとても印象的でした。
彼らにとっては挨拶と変わらないのかもしれません。
ジャマイカのリアルについても触れられ、考えさせられる場面も多かったです。
そして何よりジャマイカという国が映像としてもとても綺麗。
最も印象に残ったシーンはスヌープが現地の若者などを交えて会話をしていたときに1人の青年がフリースタイルで歌い出します。
それを聞いたスヌープが「その曲はレコーディングはしたのか?」、「今回のアルバムは愛と平和と苦悩を歌いたい。君にはその苦悩の部分を歌ってほしい。」と。
その足でそのままスタジオへ向かいそのままレコーディング。
あっという間に曲になりました。
やはりバイブスが高いというか日常が音楽というか。
感じたままを言葉にして音に乗せる。
とても素敵だなあと思いました。
感動しました。
話はそれますが僕は基本的にラブ&ピースの精神です。
みんなが幸せになれたらいいと思っています。
しかしそこには必ず苦悩がつきまといます。
僕はそういった面にフォーカスした物が好きです。
音楽、映画、漫画なんでもです。
シンプルでストレートな物も好きですがやはり普段からよく手に取ってしまうのはそういった類のものです。
映画の批評?感想?というのを公にするのは今回が初めてですがとても難しいですね。