君が僕らを悪魔と呼んだ頃
先日また新たな漫画をジャケ買いしました。
タイトルは君が僕らを悪魔と呼んだ頃。
タイトルだけで結構惹かれたのですが概要を読んで即購入。
あらすじは中学時代に暴行、強姦等の悪事で学校を掌握していた少年。ある事件をきっかけに記憶喪失になり全く別の人間として幸せな高校生活を送っていたが過去に傷つけた人たちが復讐しにきて自分の過去を思い出し向き合っていくという物語です。
こういうバイオレンスな描写が多い作品にどうも興味を持ってしまいます。
そんでもって救いのない物語がとても好きです。
内容も割とハードで読んでて嫌悪感はかなり覚えます。
これをマガジンで連載してるっていうのが驚きです。
あと僕がもう一つ好きな点は狂ったヒロインが出てくるということ。
ネタバレになってしまいますがこの物語にも魅力的なヒロインが登場します。
主人公に散々おもちゃのように扱われていたヒロイン。
あることをきっかけに主人公がそのヒロインを好きになります。
そしてまた彼女も主人公を好きになります。
ヒロインは完全に心が壊れてしまっていてまともに学校に行ける状態でもありません。
主人公につけられた呪いに苦しんでいます。
おやすみプンプンのプンプンと愛子ちゃんの関係性と似ています。
めちゃめちゃ好きです。
二人とも破滅に向かうしかないことをわかっていながら関係を断ち切れない。
こういう儚い関係性って美しいなと思ってしまいます。
あくまで漫画などの話なので現実で自分もしくは友人がそんな状況にあったらとてもじゃないですが冷静になるよう努めます。
現在5巻まで発売されていて今も連載中です。
是非読んでみてください。